2026年01月13日
フェアリーS 2026年レース回顧
【フェアリーS2026 レース回顧】大波乱決着!ブラックチャリスが激戦制し重賞初V

2026年1月11日、中山競馬場で行われた第42回フェアリーステークス(GⅢ)は、3連単87万9080円、3連複18万0090円という超高配当が飛び出す波乱の一戦となった。
勝利を収めたのは、5番人気に支持されたブラックチャリス(牝3・津村明秀騎手/武幸四郎厩舎)。勝ちタイムは1分33秒6。外から力強く伸び、ゴール前の大接戦をクビ差で制した。
■ レース分析|
フェアリーSは例年、キャリアの浅い3歳牝馬が集結し、展開・枠順・位置取りによって結果が大きく左右されやすい重賞。今年もその傾向は顕著で、1番人気ピエドゥラパンは10着単勝10倍以下の上位人気3頭がすべて馬券圏外という結果に終わった。
直線では内外から馬群が一気に密集しゴール前は横一線の大激戦。その中で最後に抜け出したのがブラックチャリスだった。
■ 勝ち馬分析|
■ ブラックチャリス
(年齢:牝3/騎手:津村明秀)
【評価:★★★★★】
函館デビュー戦をレコード勝ちし、函館2歳Sでも2着と早くから能力を示していた1頭。前走ファンタジーS(4着)では距離対応にメドを立て、今回は初の中山マイルという条件だった。スタート後は無理に位置を取りに行かず、外枠からリズム重視の競馬。直線では馬場の良い外へ持ち出されると、父キタサンブラック譲りの持続力を発揮し、最後まで脚色が衰えなかった。
距離延長+中山という難条件を克服した内容は高く評価でき、今後のマイル路線でも主役級の存在となりそうだ。
■ 2着馬分析|
■ ビッグカレンルーフ
(年齢:牝3/騎手:松岡正海)
【評価:★★★★☆】
波乱の立役者となった単勝10番人気の低評価を覆す激走。道中はロスなく立ち回り、直線では内からしぶとく伸びてクビ差の2着。これまでダート色の強い戦歴だったが、芝マイル適性を証明する一戦となった。今後も展開が噛み合えば、自己条件・重賞での再激走も十分に考えられる。次走の走りに注目したい一頭。
■ 3着馬分析|
■ レオアジャイル
(年齢:牝3/騎手:横山典弘)
【評価:★★★★☆】
11番人気ながら堂々の3着。中団から脚を溜め、直線で鋭く反応した。横山典弘騎手のベテランらしい内枠に拘ったイン付きの判断が光ったレースだった。同馬は派手さこそないが、確実に脚を使える安定感は今後の武器。次走が試金石の一戦となるが、条件が整えば、再度の好走があっても驚けない存在だ。
■ 人気馬敗因分析|
■ ピエドゥラパン
(年齢:牝3/騎手:荻野極)
【評価:★★☆☆☆】
パドックの返し馬からイレ込みがキツく発送前からテンションが上がりレースでは好位インで理想的なポジションに見えたが、直線ではまったく伸びを欠き10着。中山マイル特有の急坂+機動力勝負に対応しきれず、現時点では広いコース向きの印象が強い内容に加え気性面の課題も浮き彫りに今後は気性面の改善がポイントとなりそうだ。
■ 総評|フェアリーSは
「能力+適性+展開」
今年のフェアリーSも、「人気=実力」では測れないレースとなった。今後の牝馬クラシック路線を占う上でも、今回の結果をどう評価し、次走でどう狙うかが重要になりそうだ。
改めて、フェアリーSは難解だが妙味の宝庫。来年以降も見逃せない一戦である。
執筆:競馬スペシャリスト ミスターX
gokusen112 at 08:10│Comments(0)









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