2025年12月04日
鳴尾記念2025年 追い切り&データ分析
【鳴尾記念2025 追い切り×過去データ徹底分析】阪神1800mで行われる冬の中距離重賞を攻略せよ!

鳴尾記念は2024年まで6月開催・芝2000mで実施されていたが、2025年からは12月開催・芝1800m外回りへ大きく条件が変わった。開催時期・距離の変更は馬の適性を大きく揺さぶるため、例年以上に「追い切りの動き」「近走内容」「コース適性」の取捨が重要となる。
本記事では今年の出走予定馬の中から、人気上位4頭の最終追い切り評価をプロ視点で徹底分析。さらに阪神芝1800mの重賞データを基にレース傾向を深掘りしていく。
🔷追い切り注目4頭をpickup
追い切り徹底分析
■ グランヴィノス
(牡5) 川田将雅騎手
栗東・坂路でアドマイヤジェイ(6歳2勝クラス)を6馬身先行させる形でスタート。しまい重点で軽く促されただけだったが、54.7-12.2 と鋭く加速し3馬身先着の内容。
友道調教師は「前走後はここを目標に。最後までしっかり走れていた」と納得の表情。1年4ヶ月の長期休養明け後は別馬のようにレース内容が安定し、前に行ける強みも出てきた。
坂路での力強い蹴り込み、脚捌きの柔らかさは抜群。馬体の張りも戻りつつあり、状態は前走以上と見ていい。
■ オールナット
(牡4) 北村友一騎手
栗東・坂路で単走馬なり。時計は 55.7-12.2。数字だけを見ると平凡だが、手前の切り替えがスムーズ、重心が低く迫力十分と内容は良好。
北村友一騎手は「心身のバランスがとても良い」と評価。高野調教師も「全体的に良化が進んでいる」と重賞連勝に向け自信のコメント。
3ヶ月ぶりでも乗り込み量は十分。
実戦向きのタイプで、休み明けから動ける体勢が整っている。
■ センツブラッド
(牡3) 坂井瑠星騎手
栗東・坂井騎手を背に81.1 → 65.9 → 51.6 → 36.7 → 11.6 のラップ構成。終い11.6 の鋭い伸びは今回のメンバーでも屈指。
併走で「強め気味」に追われたが、最後まで重心がぶれず非常に安定。調整過程からは、3歳馬ながら古馬一線級に混じっても引けを取らない動き。
スピード性能の高さは随一。1800m替わりもプラス。今年の“シン・成長株”という表現がぴったりだ。
■ マテンロウレオ
(牡6) 横山典弘騎手
最終追い切りは栗東CW。82.0 → 65.9 → 51.1 → 36.5 → 11.3 と全体時計・ラストともに良い水準。
馬なりで11.3 のキレを出せている点は状態が良い証拠。併せ馬に対しても最後まで気持ちを切らさず前向きさをキープしていた。
横山典騎手とのコンビは折り合い面で安定しており“溜めて切る”戦法を取れれば一気の差し込みも可能。阪神1800m外回りはこの馬の長い脚が最も生きる舞台。
🔷 鳴尾記念(阪神1800m) 過去データ分析(2015〜2024)
▶ 人気上位がとにかく強い
阪神芝1800m重賞では1・2番人気の複勝率が60〜78%と圧倒的。妙味は薄いが“堅実な傾向”が顕著。
▶ 枠順の有利不利はほぼ無し
外枠不利というイメージとは反対に、1〜8枠で大きな偏りは見られない。気にする必要はほぼ無いと言える。
▶ 前走GⅠ・GⅡ組は鉄板
過去に12月阪神1800mで行われた鳴尾記念では、G1・G2組が3着内の約60%を占めるというデータもある。
▶ 阪神1800m or 1800m適性が重要
勝ち馬の約半数は1800mでの勝利実績あり。距離適性は見逃せないポイント。
🔷 【総合まとめ】今年の鳴尾記念は“完成度の高さ”が鍵
2025年から条件が大きく変わった鳴尾記念。阪神芝1800mは、瞬発力+スピード持続力が問われる舞台。
その観点から見ると、グランヴィノス・センツブラッドは充実度が高く、追い切りの動きも秀逸。オールナットは休み明けながらフレッシュで、前進可能な気配。マテンロウレオは舞台適性で引けを取らない存在だ。
いずれの馬も仕上がり良好。
今年は“スピードの質”と“完成度”が問われる
一戦になるだろう。
執筆:競馬スペシャリスト ミスターX









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